今回はミニマリストの僕がなぜゴールドを買ったのかについて語りたいと思います。
購入したのは、K18のネックレスとブレスレット。見栄や欲望に基づく買い物から距離を置き、ブランド物も車も手放してきた僕が、約5年ぶりにアクセサリーを購入しました。しかし、これらを買った理由は単なる「見栄」ではありません。あくまで**「資産」**としての購入です。
なぜ金を「資産」として選んだのか
金を資産として保有するなら、一般的にはインゴットや金貨などが好まれるでしょう。加工費が含まれない分、アクセサリーに比べて純粋に価値を持ちやすいからです。それでも、僕があえてアクセサリーを選んだのには理由があります。
理由1:政府への不信感と「自分で守れる資産」が必要だと感じたから
最近の日本政府の動きや報道を見ていると、「なぜ正直で公正な政治ができないのか」と疑問を抱かざるを得ない出来事が多く、少なからず不安を感じています。心から「国が国民のために動いてくれている」と信じられる状況ではなく、いざとなったら日本を出ることも視野に入れておかなければならない、そんな考えも浮かんできました。
一方で、海外に口座を開設するなどの手間やリスクが大きい選択肢には踏み込めませんでした。そこで、次の一歩として「円よりも価値が維持される可能性が高いもの」として金を選んだのです。
ただ、インゴットにはシリアルナンバーが付与されており、誰がどれだけ保有しているか、政府からの追跡が可能です。これには少々抵抗があり、今回はアクセサリーを選ぶことにしました。また、中古市場でインゴットを探しましたが、人気のため見つかりませんでした。
ちなみにETF(上場投資信託)も所有していますが、ETFは現物の金と交換できないため、本当に「自分の手元にある」と安心できるものではありません。さらに純金積立も、いざ現物に換えようとすると時間がかかるデメリットがあります。
そこで、「自分の管理下に置ける現物」としてアクセサリーを選択しました。
理由2:世界情勢の不安定さと、台湾有事が引き起こすリスク
最近、ニュースやSNSで戦争関連の話題が絶えません。台湾有事についても「数年以内に発生する可能性が高い」という情報が流れており、その際、日本も巻き込まれる可能性は否定できません。戦争が日本にも影響を及ぼす場合、場合によっては国外へ避難することも視野に入れなければならないと考えています。
そのとき、日本円を持っていても、通貨の価値が下がったり、交換が難しくなったりする可能性もあります。グローバルな価値を持ち続ける金は、そのような不確実な状況下でも資産として保有しておく意義があると感じています。いざというときに、日本を離れることになっても資産の一部として機能してくれる。そんな「持ち運べる資産」として、金のアクセサリーを購入しました。
結論:ミニマリストとして「価値のあるもの」を選ぶ
ミニマリストとしての僕は、「真に価値があるもの」を見極めながら選ぶことを信条としています。何を手放し、何を残すかは、そのものが本当に人生に必要かどうかという基準に基づいています。そして、今の僕にとって、ゴールドはただの装飾品ではなく、未来に備えるための「価値ある選択」となりました。
これからも、このように必要最低限の物で生活しながらも、本当に自分にとって必要なものにしっかりと投資していきたいと思っています。