今年も猛暑が続き、40度を超える日も珍しくありません。今回は、そんな過酷な状況でも屋外作業を快適にするためのアイテム、水冷服【アイスマンPRO X】をレビューします。農業を営む私が実際に使用した感想をお伝えします。
・炎天下での外仕事
・空調服が効かない環境での作業
・僕のようにカッパを着ての作業(消毒)などする方
農業と猛暑
私は農業を営んでおり、夏の猛暑の中で消毒や農作業を行うのが日常です。しかし、近年の気温上昇により、通常の暑さ対策では不十分な状況が増えています。特に消毒作業ではカッパを着用するため、空調服は使えません。そんな中で見つけたのが【アイスマンPRO X】です。
使用感(実験)
実験1:気温25℃〜31℃での使用
時期:7月
時間・気温:7:00 (25℃)〜10:00 (31℃)
作業内容:農作物の消毒
状態:カッパ着用
まず、着用した瞬間から冷たさを感じ、これは期待できると思いました。
以下は時間ごとの感想です。
- 7:00 (気温25℃): カッパを着用しての作業でも非常に快適でした。
- 8:00 (気温27℃): 1時間経過後も冷たさを感じました。
- 9:00 (気温29℃): 冷たさは少し減少したものの、たまに冷たさを感じる程度でした。
- 10:00 (気温31℃): ほとんど冷たさを感じなくなりました。ボトル内の氷は完全に溶けていました。
結果
約2時間で冷たさはなくなりましたが、それでも以前より遥かに快適でした。作業後すぐに予備のチャージボトルとエネチャージ(凍らせたボトルを保管しておくクーラーBOX)を追加注文しました。
実験2:38℃での使用
時期:7月
時間・気温:15:00 (38℃)〜17:00 (37℃)
作業内容:ブドウの傘かけ作業
猛暑日でも試してみました。
- 15:00 (38℃): 開始直後は非常に冷たく感じました。
- 16:00 (38℃): 1時間後でも冷たさを感じました。
- 17:00 (37℃): 最後まで冷たさを感じました。ボトル内の氷は溶けましたが、ボトル自体が冷えていました。
結果
炎天下でも約2時間冷たさを感じることができました。これは驚きでした。
デメリット
- 持ち運びの不便さ: 凍らせた水を持ち運ぶ必要があります。1ℓのチャージボトルを数本持ち歩くと重くなります。
- 準備の手間: 常に冷凍して準備しておかないと使えないので、予備を多めに用意する必要があります。
- 見た目: 空調服と違い、見た目が小さなリュックを背負っているみたいで目立つかもしれません。
そしてもう一つ気になるのがアイスマン純正のチャージボトル・・・冷凍すると写真のように中央部分が大きく膨らみます。
回数を重ねるとどうなのか心配ですよね。
とりあえず今の所は使用に問題ないですし、もし問題があれば対策品も出ると思いますし2本で1000円ぐらいなので最悪買い直しですかね。
まとめ
【アイスマンPRO X】は、特に過酷な環境で作業をする農家の皆さんに非常にオススメできる商品だと思いました。
他の作業員にも着てもらいましたが、「これ!すごい!」と感動してました。
空調服では冷たいという感覚は感じることはないですが、水冷服は猛暑日でも冷たさを感じるので、そこが気に入りました。
屋外での仕事をする方全般やアウトドア、日常使いにも適しています。猛暑日の作業でも快適に過ごせるこの水冷服、ぜひ一度試してみてください。